2023年01月19日  福祉保健局
サル痘患者の発生について

都内在住で、発疹の症状を示し、令和5年1月16日、都内の医療機関を
受診していた方について、検査の結果、サル痘の陽性が確定しました。
なお、報道機関各位におかれましては、患者様やご家族などが特定されないよう
個人情報保護にご配慮下さい。医療機関への直接のお問い合わせはお控えください。

患者の概要

年代:30代
性別:男性
居住自治体(居住地):東京都
症状:発疹、発熱、倦怠感
海外渡航歴:なし
患者の状況:現在、都内医療機関において入院中です。状態は安定しています。

サル痘とは

サル痘は、サル痘ウイルスによる感染症で、中央アフリカから西アフリカにかけて流行しています。
日本では感染症法上の四類感染症に指定されています。
また、2022年5月以降、欧州や米国等で市中感染の拡大が確認されています。

サル痘の潜伏期間は6~13日(最大5~21日)とされており、
潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0~5日続き
発熱1~3日後に発疹が出現、発症から2~4週間で治癒するとされています。

サル痘の流行地では、げっ歯類やサル・ウサギなどの動物との接触や
感染が疑われる人の飛沫・体液等を避ける、手指衛生を行うなど、感染予防対策を心がけ
感染が疑われる場合には、直ちに医師の診察を受けてください。

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/01/19/15.html