日本政府が世界文化遺産登録を目指す「佐渡島の金山」の正式版推薦書を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に再提出したことに対し、朝鮮半島出身者の強制労働があったとする韓国外務省は20日、「遺憾を表明する」との報道官論評を発表した。

 論評は「強制労働の痛みを含む歴史」の説明が尽くされるよう「ユネスコなど国際社会とともに努力を続ける」としている。

 同様の背景を持つ長崎市の端島(通称・軍艦島)を含む「明治日本の産業革命遺産」についても言及。世界文化遺産登録後も歴史を説明する日本政府の措置が「忠実に履行されていない」と批判した。https://news.yahoo.co.jp/articles/86145c5e909069dc7a24d05fe8004373e3c0c101