社会全体が“フードコート化”すると子育てがラクになる ――子育てをする中で「もっとこんな社会になったらいいのに」と思うことはありますか? 横澤夏子: 社会が“フードコート化”すると良いなって思いますね。フードコートって、いろんな人がいて当たり前で、発見がたくさんある。例えば、周りの子どもが食べている姿を見て、子どもが自ら食べるようになったり、親も「この月齢になったら、あれも食べさせて良いんだな」と分かったりするんです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c20dceb344335e88f94501cf68d3c4de483398e?page=2

フードコートって、周りの方々が同志で、みんなが「頑張って食べようね」と子どもを応援しているような状況だと思うんです。もし子どもがうるさくしてしまっても「仕方ないよね」「そういうときもあるよね」と許容できる。だから、すごくあったかい。フードコートにある意識が社会全体にもどんどん広がっていけば、子育てがラクになるなって思いました。 こういったことはすべて子育てを始めてから学んだ発見だったので、子育てをしていなかったら気づかなかったこともたくさんあります。だから、まずは子育てをしている同志の人たちが、「泣いていてもうるさいなんて思っていないよ。仕方ないよね。大丈夫」って思い合うことが大切かなって思いますね。