1月18日に39歳の誕生日を迎えたアイントラハト・フランクフルトの長谷部誠をドイツメディアが賞賛している。
 
 地元紙『Frankfurter Rundschau』は、今週末のブンデスリーガ再開に向けて、CBトゥタの負傷に関するニュースの中で、元日本代表の大ベテランについて「ハセベがゲームを別のレベルに引き上げる」とその存在感を称えた。

 同紙は「特に破壊を重視する相手に対しては、ハセベのような賢く、先見の明のある戦略家がフィールドにいる必要がある」とし、こう賞賛している。

「彼は、後方からゲームに別のグレードをもたらす。アイントラハトは彼の出場とともに最高の試合をし、シーズンも好転した」
 
 記事は「相手のセンターフォワードが大きい(と難しい)という議論は、限られた範囲でしか当てはまらない。ほとんどすべてのチームに、背の高い、または非常に速いアタッカーがランク付けされている。その観点からすると、ハセベは空中戦で最強でも最速でもないため、もうプレーすべきではないかもしれない」とし、こう続けている。

「しかし、真実は次のとおりだ。ハセベは、どんなに大きくても速くても、ほぼすべての相手に付いていくことができる。偉大なハリー・ケインでさえ、彼に対する素晴らしいパフォーマンスを祝福した」

 39歳となったいまも衰え知らずの“グランドマスター”に、感嘆しているようだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed5309669f40abda8453d225aab3da30edec2c87