小池百合子都知事、都としてもマスク着用基準示す考え「科学的にどうなのかに尽きる」
東京都の小池百合子知事は20日の定例会見で、岸田文雄首相が、新型コロナウイルスの感染症法上の分類を今春、「5類」に引き下げる方針を示したことに関し、マスクの着用基準も見直される見通しであることを受けて「専門家の皆さまに相談しながら、マスク着用が必要な状況や場面はどういうものか、わかりやすくまとめてもらうようお願いしている」と述べ、都としても基準を示す考えを示した。
小池氏は、マスク着用を緩和した世界の国々でも、感染拡大を受けて再度、マスク着用を求める動きがあることに触れ「ウイルスの変化とともに、世界の対応は常に変わっている。世界で（マスク着用基準が）統一されているということではない」とした上で「マスクについても国のほうで議論をしてあらためて整理されると思うが、基本的には科学的にどうなのか、ということに尽きる」と指摘。
「感染状況やリスク、誰と、どういう部屋で、食事なのか話か…いろんなケースがあると思う。また、移動する際の公共交通機関での対応についても、いろんなケースがあると思う。それこそ類型でまとめていく必要がある。専門家の先生におうかがいしている」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/48b5ad4773ff557252614f678c4756936ba04137
