>>88
違う
分配構造がおかしいから

http://abc60w.blog16.fc2.com/blog-entry-731.html

>1年間に、65歳以上の高齢者は、107万人増えます。それに伴い、高齢者関連の社会保障費は1兆円強自然に増えます。
 その勢い(伸び率)は、人口の伸び率を上回ります。つまり、現状では、高齢者人口が1増えれば社会保障費は、1.28増えるのです。
 この「再配分」の結果、高齢者の所得は、他世代に比べて、異様なアップの仕方をしています。
高齢者世帯の年額平均は、90.1→374.9万円にアップするのです。284.8万円が、社会保障費から給付されています。
 母子家庭は、わずか27.4万円しか給付されていません(※2011年のデータなので多少は改善している)
 この、ゆがんだ再配分の結果、格差の大きさを示すジニ係数も、現役世代では、逆に大きくなる=開くのです。 

「若年層では、税・保険料の負担が重荷になり、貧困状態にある子供の割合が、再分配の前後で12.4%が13.7%と上がってしまう。主要国で日本だけの現象だ。」
 これは、社会保障費の7割が高齢者に支給されているからです。

> 現行の社会保障費は、「生活に困っている人を困っていない人が助ける」のではなく「基準が年齢」なので、
「若年層は低所得でも給付が受けられ」ないどころか、「高齢者は高所得でも」さらに「負担が軽減される(小塩隆士 一橋大)」システム

> 今の社会保障システムは、「低所得者に優しく」という「権利保障」ではなく、「高齢高所得者にも手厚く」という、「特権」なのです。
 「つまり『恵まれた高齢者』対『困窮する貧困層』という図式ではなく“『高所得高齢者の独り勝ち』”なの」です。


高所得高齢者の一人勝ち