【ロンドン共同】北欧スウェーデンの首都ストックホルムで21日、イスラム教やトルコのエルドアン大統領に抗議するデモが行われ、イスラム教の聖典コーランの写しが燃やされた。トルコの外務省は声明を発表し「われわれの神聖な書物に対する卑劣な攻撃だ」として強く非難した。ロイター通信が伝えた。

 スウェーデンは北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請中で、全加盟国の批准を必要とするが、このうちトルコは対テロ容疑者と見なすクルド人らの引き渡しを求めており、まだ批准を終えていない。トルコが反発を強めるのは必至で、加盟を巡る先行きにも影響を与えそうだ。

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