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「うんこドリル」長野県版で児童が地球温暖化を学ぶ 佐久

子どもたちに楽しみながら地球温暖化を学んでもらおうと、人気の学習教材「うんこドリル」の長野県版を使った授業が佐久市の小学校で行われました。

佐久市の佐久城山小学校の2年生の授業で使われた「うんこドリル」は、長野県の温暖化を扱ったもので、県地球温暖化防止活動推進センターと出版社が共同制作しました。
授業では、はじめにドリルのキャラクター「うんこ先生」が登場すると、子どもたちが笑顔を見せました。
授業はドリルの中のクイズに答える形で進められ、このうち、「地球をあつくしているものは」という問題では、「車のはいきガス」「うんこへのあつい思い」などの選択肢から当てはまるものを選び、二酸化炭素の排出などが地球温暖化に影響していることを学びました。
また、厳しい寒さが続くと湖面に張った氷に亀裂が入り、筋状にせり上がる諏訪湖の「御神渡り」が温暖化の影響で出現しにくくなっていることを教わっていました。
男子児童は「楽しく勉強できました。排気ガスを少なくして、地球を困らせないようにしたいです」と話していました。
また、女子児童は「うんこ先生と握手したら、もふもふして気持ちよかったです。授業を受けて、自然の大切さが分かりました」と話していました。
センターはこの地球温暖化のドリルを7000部用意し、希望する小学校に配布するということです