金稼ぐため」大麻所持容疑で高校生ら6人逮捕 SNSで販売か
https://mainichi.jp/articles/20230123/k00/00m/040/254000c

 大麻を販売目的で所持したとして、警視庁少年事件課が、東京都葛飾区の高校3年の男子生徒(18)ら17~19歳の少年計6人を大麻取締法違反(営利目的共同所持)の疑いで逮捕していたことが捜査関係者への取材で判明した。男子生徒を含む3人は「金を稼ぐために持っていた」と容疑を認め、ほかの3人は否認しているという。

 捜査関係者によると、6人は2022年10月17日、さいたま市南区のアパートで、乾燥大麻約58グラムを所持していた疑いが持たれている。1グラムあたり3000円で仕入れてSNS(ネット交流サービス)で客を募り、22年6月ごろから1グラム6500円程度で販売していたとみられる。

 捜査関係者によると、22年3~7月に東京都足立区や台東区内で、物損事故を起こした後に乗り捨てられたとみられる車が見つかり、車内から乾燥大麻が見つかった。その後の捜査で少年らがその車に乗っていた疑いがあることが判明。警視庁は22年10月、少年の1人が借りていたさいたま市内のアパートを家宅捜索し、乾燥大麻のほかに売上金とみられる現金約140万円や、計量器などを押収した。