陸上自衛隊都城駐屯地は、54歳の男性隊員が、屋外で下着などを露出したほか、3年余りの間、無車検、無保険の車を運転していたとして、停職3か月の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊都城駐屯地の54歳の1等陸曹です。

都城駐屯地などによりますと、この男性隊員は、去年6月、都城市内の屋外で、下着や下半身の一部を露出したということです。

また、警察による捜査の中で、この男性隊員が、2019年4月から3年余りにわたって、車検と自賠責保険が切れた状態の自家用車を運転していたことも発覚しました。

このため、都城駐屯地は、24日付けで、男性隊員を停職3か月の懲戒処分にしました。

男性隊員は、下着などを露出したことについては「ストレスを発散したいと思った」と、また、無車検・無保険の車を運転していたことについては「事故さえ起こさなければ問題ないと思っていた」と話しているということです。

第43普通科連隊長の谷 雅和1等陸佐は「国民の信頼を低下させる行為であり、隊員の服務指導と教育を徹底し、再発防止を図っていく」とコメントしています。