ツイッターで「家庭環境に問題があった」などと、ひぼう中傷を書き込まれ、名誉を傷つけられたとして、投稿した旭川市内の女性におよそ250万円の損害賠償を求める訴えを、旭川地方裁判所に起こしたことが代理人の弁護士への取材で分かりました。

訴状によりますと爽彩さんの母親は「被告の女性は内部関係者を装って書き込みをしていて、事情を知らない第三者が読めば誤って信じやすく、悪質性が高い。10回以上にわたる執ような投稿で著しい心理的苦痛を受けた」と主張しています。

これについて被告側の代理人は「コメントを差し控える」としています。

原告側は裁判所がおととし、投稿者の情報を開示するようインターネットのプロバイダーに命じたことを受けて、被告の氏名や住所を特定できたということで、同じように中傷する書き込みをしていたほかの投稿者についても、今後、提訴を検討するということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230126/k10013961811000.html