共産〝エース〟田村智子氏の見解は…党首公選と盗撮(産経新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4647d973ce4de9725f4613c1cd570aafbce8433e

共産党のエースとして期待を集める田村智子政策委員長は27日の記者会見で、現役党員が党首公選制導入などを求めていることについて「党の見解の通りというか、(機関紙『しんぶん赤旗』に掲載された)論文の通りだ」と述べるにとどめた。自身の見解に関しては「示す必要もないと思う。赤旗で示しているので」とした。

赤旗は21日付で「規約と綱領からの逸脱は明らか」などと現役党員を批判。志位和夫委員長は「(記事は)的確な内容だ」「論説に尽きる」と多くを語っていない。

田村氏は会見で、党千葉県委員会書記長が女子トイレでの盗撮などで逮捕された際に「声を上げたのか」とも問われ、「すぐに、千葉の所属している党組織のところで、最も重い処分をやって、そのことをちゃんと赤旗でも示した。そういう対応をとっている」と答えた。

「現職の衆参両院の女性議員は声をあげたのか」との質問には、「私たちが性犯罪、性暴力に対して、認められないことだという立場は鮮明にとっていて、そういう要請も行っている」と強調。その上で「声を上げた、上げないということが、私たちの立場に何か関係するだろうか。私はしないと思う。共産党の立場は明確だ。性暴力は許されない。盗撮も含めた痴漢行為は認められない。これが私たちの立場だということに一片の揺らぎもない」と続けた。