乾燥する季節…「バチッ」静電気に潜む危険 静電気火花から火災に?予防法は?
https://news.yahoo.co.jp/articles/faa462f0bf85effd509a3b8e878af34bb1b9d083
寒い日が続き乾燥しがちなこの時季。バチッと音が鳴り痛みも伴う「静電気」、いやですよね。
この静電気、時として大事故につながる可能性も潜んでいるといいます。

記者 土江諒
「いたっ!」

扉を開けようとした記者を襲ったのは静電気。
あの「バチッ」という音と痛み、ドアノブを触るのを一瞬躊躇しませんか?

原因は、衣類に溜まった静電気で、乾燥する時季は湿度が高い時季に比べ空気中に静電気が放電されにくい状態となるため、衣類に溜まりやすくなるといわれています。

この静電気、気をつけないと大事故につながる可能性もあるんです。

静電気による引火実験。
静電気を帯びた金属製の鍵をガソリンに近づけると…。
小さな火花が発生したちまち炎が上がりました。

ガソリンスタンドで見かける静電気除去パッド。
専門家は給油する際、必ず触って欲しいと呼びかけます。

鳥取大学工学部電気情報系学科 西村亮准教授
「黒いパッドは最終的に地面につながっています。それに触ることで人体が地面に接触するのと同じ。そうすると電気を逃がすことができる」

消防庁の消防白書によると、2020年、ガソリンスタンドなど全国の危険物を扱う施設で起きた火災のうち、「静電気火花」が原因のものが最多でした。

この時季厄介な静電気。
軽減する方法はあるのでしょうか?

鳥取大学工学部電気情報系学科 西村亮准教授
「簡易的には湿度をあげることですね。加湿器などを使って」

予防法(1)、加湿です。
エアコンを頻繁に使うこの時季、静電気が発生しやすい乾燥した環境となるため、湿度を上げ、電気を逃がすことが重要です。

以下ソース

(おわり)