生きていける気がしない…震えながら読んだ「世紀末的」漫画のトラウマエピソード3選

■想像を絶する世界で戦う子どもたち
子どもたちの生き残りをかけた壮絶な物語が50年前に誕生していた。1972年から『週刊少年サンデー』に連載されていた楳図かずお氏の『漂流教室』は、多くの「トラウマ」を読者に与えた近未来SFパニックホラーだ。
小学6年生の高松翔たちは授業中に突然激しい地震に襲われ、気付くと学校の外は岩と砂の荒れ果てた「未来の世界」に変貌していた。当然子どもたちはパニックになるが、教師たちは錯乱した挙げ句に自殺や虐殺などして全員死んでしまう。
残された子どもは互いに生き残るため戦うようになるが、例えば手製の石斧で襲いかかる相手に対し、主人公の翔は竹やりで突き刺すなど容赦がない。ここまででも十分な手に汗握る展開だが、まだ物語の序盤だというのだから恐ろしい。
そんな本作で筆者がもっとも恐ろしく感じたエピソードが「盲腸手術」だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/226f023bbfe81c4d652ed7096d7a434e32f42dcb