富山県の滑川高校(滑川市加島町)の薬学部が、薬膳クラフトコーラの開発を進めている。
エゴマや酒かすなどを使った富山らしいコーラで、夏までに商品化を目指す。
29日に同市田中新町の中滑川複合施設「メリカ」で開かれるイベントで試飲会を行う。
薬学部は商品開発や研究などに取り組む部活動。昨年夏に同校で開催された研究発表全国大会で薬膳カレーを作った際、
同じ生薬でクラフトコーラも作ることができると知り、オリジナルコーラを開発することにした。
同じ頃、市の空き家居住体験事業に参加したフードアナリストの相川知輝さん(東京)や一般社団法人ばいにゃこ村代表の樋口幸男さんもクラフトコーラの開発を考えており、薬学部と一緒に作ることにした。
同市のフードコーディネーター、土肥薫さんも協力している。
現在薬学部の1年生5人が、エゴマや酒かす、麦芽糖を主材料に開発に取り組んでいる。
29日にメリカで開催されるイベント「滑川ソーシャルカレッジ」で300杯限定で試飲会を行う。アンケートを取り、改良に生かしていく。
27日も土肥さんのアドバイスを受けながら、試飲会に向けて味の調整を行った。
リーダーの山田梨央さん(15)は「地元の人に富山愛を深めてもらい、県外の人にも富山の魅力を知ってもらうコーラにしたい」と話している。
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