回転寿司大手「はま寿司」で他の客が頼んだ握り寿司に勝手に「わさび」を乗せる迷惑行為があり、運営するゼンショーホールディングス(HD)は24日、近く被害届を提出する意向を明らかにした。

発覚のきっかけは今月上旬にSNSで拡散された映像。専用レーンを通って他の客席に運ばれる最中の寿司に、男性がスプーンで何かを盛る様子が写っており、「他人握りわさび乗せ」とのテロップも付いていた。

ゼンショーHDによると、この「わさび乗せ」寿司を注文客が口にしたかどうかは確認できず、相談も寄せられていない。
迷惑行為に及んだ男性からは利用した店に「わさびを盛った」「一度謝罪をさせてほしい」という趣旨の電話がかかってきたという。

だが、同社側は謝罪の申し入れを断り「多くのお客さまに不安を与えたことなどに関して毅然(きぜん)とした対応を取る」との姿勢で警察に相談の上、被害届を提出する方向になった。

はま寿司を巡っては利用客が迷惑行為や誤解を招くような行動をSNSに投稿して騒ぎになる事態が相次いでいる。
今月には、レーンに流れた寿司をテーブルに取らずに食べる映像も拡散されており、被害に遭った店舗の特定や事実関係の確認が進められている。

ゼンショーHDは今後の対応や対策について「検討中。時期など具体的な内容はまだ決まっていない」と説明。
その上で「お客さまに安全でおいしいお寿司をたくさん食べていただきたいので、迷惑行為や不安な思いにさせることは控えてほしい」と呼びかけた。

https://www.sponichi.co.jp/society/news/2023/01/25/kiji/20230124s00042000667000c.html