ロボットが彫刻家の仕事を99%まで代行することが現実のものに

イタリア・トスカーナ州のカッラーラは大理石の生産地として古来から知られており、特に名産品である「カッラーラ・ビアンコ」と呼ばれる白大理石は古代ローマの時代から彫刻に使われています。そんなカッラーラ・ビアンコの原石から超人的な精度で像を彫刻するロボットが登場して話題になっています。

ABB2を開発した企業・Robotorの創設者であるジャコモ・マッサーリ氏によると、人間だと制作に数カ月はかかるであろう彫刻をロボットならたった数日で彫ってしまうとのこと。マッサーリ氏は「ロボットは休日も取らないし、寝もしません。ロボットは無駄を省くことができます」と述べています。

全高約4mのロボットがどんな感じで大理石を彫っていくのかは、以下のムービーの2分40秒から見るとよくわかります。

https://gigazine.net/news/20230129-robot-work-with-marble-sculptors/