「パソコンドリル=小渕優子議員」連想…草彅剛『罠の戦争』でカンテレがTBSに叩きつけた”挑戦状”

草彅剛主演のドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系放送、関西テレビ制作)が好調な滑り出しを見せ、注目を集めている。
「ドラマは政治家とその周りで蠢く不埒な輩に復讐を果たしていくストーリーですが、背景には汚職など政治家の不正が描かれている。
いかにも実在の議員がやっていそうな話がいろいろ出てきており、なかでも現職の議員が過去に起こした印象的な事件が揶揄され、ネット上などでは、それが話題になっています」(女性誌記者)
第2話では、裏帳簿などの証拠隠滅の方法に話が広がったとき、鷲津の部下の秘書・蛍原梨恵(小野花梨)が、こう言い放った。
《いましたね、家宅捜索されて慌ててパソコンのハードディスクをドリルで壊しまくった議員》
このドラマがフィクションであることは誰でもわかっているが、小渕優子衆議院議員のことを思い浮かべた人は多いだろう。
実際にネット上では、
《パソコンをドリルで壊した政治家ねぇ いたねぇ まだ現役か》
《小渕優子のことだ。カンテレは相変わらず攻めてるな》
などと、賞賛ととれる声があふれていた。
だがこのシーンを見て、素直に「面白い!」と声に出せない人たちがいる。TBSの局員たちだ。
「草彅さんの演技も素晴らしいし、展開も早く、引き込まれていって次回が早く見たいと思うドラマです。風刺もきいていますしね。他局ですけど、見ている人は多く、話題に上がっていますよ。
ただあのシーンに関しては局内では話しにくいですね。小渕さんの旦那さんはうちの瀬戸口(現・小渕)克陽編成局長ですから。当然、局長としてはあんなイジり方をされて面白くないでしょうし、何より数字面でも厳しいですから…」

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