統一地方選の後半戦(4月23日投開票)に合わせて実施されることが確定した衆院統一補欠選挙。
その中で、次期衆院選では定数減で新たな区割りとなる保守王国・山口での2区と4区の選挙戦が、永田町での注目の的となっている。 昨年7月の安倍晋三元首相(衆院山口4区選出)の非業の死で、安倍氏が支配してきた山口県政界の権力構図が一変。
「下関市を主要地盤とする安倍家と林家という名門政治家一家の長年にわたる覇権争いが激化した」(自民長老)からだ。 安倍氏急死を受け、安倍家では“ゴッドマザー”と呼ばれる母親の洋子氏が「安倍家の選挙区を守る」と、4区補選に安倍氏の昭恵夫人を含めた親族からの後継擁立を目指した。しかし、誰も名乗りを上げず、後継選びは頓挫。早々に不出馬宣言した昭恵夫人が昨年末に事務所の看板を外した。
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