ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は1月31日、ウクライナ軍が数千個の対人地雷を使用したとして、ウクライナに調査を求める報告書を発表した。ウクライナ側は「使用した兵器の種類については終戦までコメントできない」としている。

 HRWは昨年9月中旬から10月上旬、ウクライナ東部のイジュームで現地調査を実施した。地雷使用の目撃者や地雷の被害者、医師らを含む100人以上の証言を聞き取った。

 その結果、イジュームを含む周辺9地域での地雷の使用と、民間人11人の犠牲を確認したという。

朝日新聞 2023/2/1 17:00
https://www.asahi.com/sp/articles/ASR2152PBR10UHBI033.html