2023年2月1日 5時3分
読売新聞オンライン
NTT東日本・西日本は31日、山間部や離島などを除く大部分の地域で、固定電話の回線を使ったインターネットサービス「フレッツ・ADSL」を終了した。
光回線への移行が進み、ブロードバンド(高速大容量通信)けん引役は約22年でサービスの幕を下ろした。
ADSLは既存の電話回線を使って、ダイヤルアップ接続といった従来の通信手段より高速なインターネットを実現した。NTT東西が2000年12月にサービスを始め、定額料金制などで家庭へのネット普及を後押しした。契約数は05年度の568万件をピークに、昨年9月末は21万件となっていた。ソフトバンクも「ヤフーBB」の名称で展開したADSLサービスを24年3月末で終える予定だ。
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