NHK党と参政党のバトルが一線を越えてしまったようだ。
NHK党からの追及にダンマリを決め込んでいた参政党が民事訴訟を提起されたのを機に反撃を開始。
NHK党も1億円訴訟に出て、バトルは過熱必至だ。

昨年の参院選で国政政党となった参政党に対し、NHK党の立花孝志党首は「オウム真理教のようになる」と
党幹部による独善的な運営や公職選挙法違反などがあるとして追及し始めた。
参政党の神谷宗幣副代表は昨年12月の街頭演説会で、NHK党に妨害されたとして、
「チンピラみたいのが寄ってきても相手にしない」として、完全無視を決め込んでいた。

その後もNHK党は神谷氏や参政党の候補者への追及の手を緩めないどころか、先月30日には立花氏が主導し、
参政党にだまされたとする現役の党員や元党員らを原告団にして、党や党幹部を相手取って、損害賠償を求める訴訟を起こしていた。

神谷氏が対応を変えたのは、その翌日だ。
山口・下関での街頭演説会に現れたNHK党のスタッフに質問の機会を与えると「私たちは詐欺をするようなことは一切ない。
裁判に訴えてもらったことはいいこと。今後は(質問に)答えない。理由は極左暴力集団、反社とつながりがある人が幹部にいるから。
やりとりしたくない。おいおい明らかにします。裁判で決着しますので、演説会やイベントに乱入するのは金輪際やめてください」とタンカを切った。

さらに神谷氏は「NHKをぶっ壊す仕事は参政党がしようかと思っています。もともとそんなことを言っていた党はどこか行っちゃった」と
立花氏のお株を奪うような発言で挑発してみせた。

立花氏は神谷氏の“極左暴力集団・反社”発言に「著しくNHK党の信用毀損している」と激怒。
2日にも神谷氏および参政党に対し、1億円の慰謝料を求める民事訴訟を東京地裁に起こすことを明かし、事態は完全に泥沼となっている。

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