済南時報など複数の中国メディアは2日、日本で島を購入した中国人女性について伝えた。

報道によると、30歳だという女性はこのほど、SNSに自撮りした動画を投稿し、背後に映る島を指して「この島を購入した」と報告。
広さは70万平方メートルで、具体的な購入額などは明かさなかったが、入札の開始価格は60万元(約1100万円)程度だったという。

済南時報の記事は「この島は都会の華やかさから遠く離れ、周囲はすべて海だが、
景色は非常に美しく、空は高く、海は青く、雲は薄く、風は軽やか。
水も非常に澄んでいて、海中には各種の小魚やサンゴ礁がはっきりと見えた」と動画から感じる環境の良さを伝えた。

女性は島を購入した理由として、「自宅を建設し、ゆっくり休暇を過ごすこと」「ビジネスとして転売したり、貸し出したりすること」
「パートナーと共に観光地として開発すること」の3つを挙げている。なお、自身が合法的なルートで購入したことを強調したそうだ。

ネットユーザーからは「うらやましい!すごいですね」「『あつまれどうぶつの森』のリアル版だ」と羨望(せんぼう)の声が上がる一方で、
「飲み水や電気の手配が大変じゃないかな」「島は別荘と同じようなもので、買えはするけど改修や維持が大変」
「水や食料を外から運ばないといけないからコストも相当高くつくだろうな」といった声も上がっているという。

https://news.biglobe.ne.jp/international/0203/rec_230203_1227634323.html