経済学者、成田悠輔氏(38)が5日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。「LGBTや同性婚差別」について言及した。

この日の番組では荒井勝喜首相秘書官が3日にLGBTや同性婚について「見るのも嫌だ」「隣に住んでいると思うのも嫌だ」などと記者団に発言したことに対し、
岸田文雄首相は「言語道断」と新井氏を更迭した。

元衆院議員のタレント、杉村太蔵(43)ら出演者から意見が出るなか、
成田氏は「秘書官の発言は極端だと思いますが、岸田さんの社会が変わってしまうといった発言とか、ほかの自民党議員の発言とかも、
ニュアンスはまったく違うけれども、同性婚というものにちょっと否定的な感じとか嫌悪感みたいなものを表明するっていうのはちょっと多いんですよね」と分析。

その上で「それだけ多いということは、世の中にそういう感覚を持っているという人が結構多いと思うんです。(政府は)それに対するサービスをしているのだと思う」と指摘し、
「世論調査などからも世の中の3分の1くらいの人たちは、同性婚的なものに対して否定的だったり嫌悪感みたいなのは持っている方がいるという現実をよく理解することが大事なのかなあ。
それを理解せずに単に政府のことだけを叩いたり炎上させたりしても(差別をなくすという)理解は深まらない」と語った。