裁判で初めて「ChatGPT」を使用した判決が行われて物議を醸す

南アメリカに位置するコロンビアの裁判所で、裁判官が「ChatGPT」を使用したことを明かし、コロンビアの法曹界に議論を巻き起こしました。

ChatGPTが使用された今回の裁判は、自閉症の子どもの治療費や医療機関までの交通費の支払いを
両親の収入が限られていることを理由に健康保険会社が拒否できるかどうかをめぐって争われたものです。

Padilla氏がスペイン語で「自閉症の未成年者は、治療費の支払いを免除されますか?」と質問したところ
ChatGPTは「はい、その通りです。コロンビアの法律によると、自閉症と診断された未成年者は
セラピーにかかるモデレーション料金(医療サービスの受益者が支払う料金)が免除されます」と回答しました。

https://gigazine.net/news/20230206-colombia-judge-chatgpt/