メルセデス・ベンツ日本は、2023年2月9日付で、メルセデス・ベンツGLE、GLEクーペ、ML、メルセデスAMG GLE(2011年11月1日~2020年1月6日輸入)計1万1387台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

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国土交通省によると、後部車枠において設計公差が不適切および製造誤差が大きいため、リアゲートまわりなどの水密性が不足しているものがある。

そのため、走行時などの車枠のひずみにより雨水が少量ずつ荷室内に浸入。雨水の浸入が繰り返されることによりスペアタイヤの格納室がやがて浸水しする可能性がある。

近傍にある燃料ポンプコントロールユニット内にも水分が浸入することで、最悪の場合、走行中に警告灯の点灯とともにエンジンが停止するおそれがあるという。

改善措置として、全車両、スペアタイヤの格納室を点検しドレインプラグを装着する。すでに浸水している場合は、燃料ポンプコントロールユニットを新品に交換する。

ドイツ本社からの情報提供によりリコール届出となった。同様の不具合は8件確認されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/166bea98218ca3521b402c23bf43f596d795a3fa