東京23区など積雪か 警報級大雪のおそれ 交通影響など十分注意
2023年2月10日 5時05分 気象
上空の寒気と「南岸低気圧」の影響で、10日は関東甲信や東北の太平洋側などで大雪となる見込みです。東京23区などふだん雪の少ない平地でも積雪が予想され警報級の大雪となるおそれもあり、交通への影響などに十分な注意が必要です。

気象庁によりますと、関東甲信や東北の上空には寒気が流れ込んでいて、11日にかけて低気圧が発達しながら本州の南岸を東に進む見込みです。

このため、▽関東甲信はこれから11日の明け方にかけて、▽東北の太平洋側では昼前から11日にかけて、広い範囲で雪が降り大雪になると予想されています。

東京23区などふだん雪の少ない平地でも積雪が予想され、気温が予想より低くなったり降雪が長引いたりした場合には警報級の大雪となるおそれもあります。

国土交通省と気象庁は、大雪となった場合は車の立ち往生や交通機関への影響のおそれもあるとして、最新の気象や交通の情報を確認し、テレワークの活用による不要不急の外出の自粛などの対策をとるよう呼びかけています。

また、路面の凍結や着雪による停電などにも十分注意するようにしてください。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230210/k10013976601000.html