2021年7月に静岡県熱海市伊豆山を襲った大規模土石流で、県警は9日、熱海港で見つかった骨片がDNA型鑑定の結果、行方不明だった太田和子さん(当時80)のものと判明したと明らかにした。土石流発生から約1年7カ月で最後の行方不明者が見つかった。

 「骨の一部だが、家族のもとに帰ることができてよかった」。太田さんと熱海中で同級生だったという男性(81)は話した。同級生と会うと、太田さんのことが必ず話題になった。「早く見つかりますようにと年中思っていた」

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