https://www.asahi.com/sp/articles/ASR1372TRQD1UTNB01Q.html

人々から信仰されてきたオオカミだが、かつて日本の幅広い地域で生息した「ニホンオオカミ」は1905(明治38)年、奈良県で捕獲された1頭を最後に絶滅したと言われている。

そんな中、埼玉県上尾市の八木博さん(73)は2010年2月、根拠が不十分だとして、NPO法人「ニホンオオカミを探す会」を立ち上げた。現在の会員は関東甲信越の40~70代の約15人。秩父山地にカメラを設置するなどし、ニホンオオカミが生存する手がかりを探している。