『怪獣8号』の極振りに『ヒロアカ』の恵体…ネットスラングが飛び交うジャンプ系漫画
2023年2月12日
カルチャー
『怪獣8号』の極振りに『ヒロアカ』の恵体…ネットスラングが飛び交うジャンプ系漫画
『怪獣8号』の極振りに『ヒロアカ』の恵体…ネットスラングが飛び交うジャンプ系漫画 (C)PIXTA
老若男女が楽しめる作品を発信することで、漫画業界の覇権をとった『週刊少年ジャンプ』と『少年ジャンプ+』。しかしその作中に、一部の人々にしか伝わらない“ネットスラング”が使われていたとして、大きな話題を呼んでいた。
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『怪獣8号』で使われた「極振り」
たとえば典型的なのは、2024年にアニメ化されることが決定している「ジャンプ+」の大ヒット漫画『怪獣8号』。2021年12月に公開された第51話にて、「極振り」というワードが登場した。
作中では、怪獣9号が四ノ宮功の攻撃を防御しようと形態変化するのだが、これを見ていた来栖が、「防御に全肉体を極振りする気か!!」というセリフを放っている。
怪獣9号が防御に徹する様を「極振り」と表現したのかもしれないが、これは主にゲーマーの間で広く使われてきたスラング。ただ、その使い方には違和感があったようで、《全肉体を極振りってよく考えたら意味不明すぎん?》《なんかちょっと使い方おかしいな》といったツッコミの声も上がっていた。
ちなみに本来の「極振り」とは、ステータスをプレイヤーが振り分けるタイプのRPGなどで、特定のステータスに特化させる振り方を指す用語。このワードをタイトルに使った『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』というなろう作品も存在するが、同作はゲームの中で防御力に特化させてポイントを振った女の子の話だ。
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