映画『タイタニック』でカットされた、もう一つの「ラストシーン」に注目

1997年に公開された不朽の名作映画『タイタニック』。号泣必至のストーリー展開はもちろん、音楽やセットなどのディテール、実力派俳優たちの迫真の演技力によって、24年も前の作品とは思えないほどのクオリティを誇る傑作として、今でも親しまれています。
しかし、2005年に発売されたDVD版『タイタニック』のボーナスコンテンツとして公開された、本編では採用されなかった「もう一つのエンディング」が、Twitterで拡散されて大きな話題を呼ぶことに…!

削除されたもう一つのエンディング
ラストでは、皆が探していた「碧洋のハート」のネックレスを、ジャックとの大切な思い出としてローズがずっと持っていたことが判明。
その後、本編では年老いたローズが、ジャックが眠る場所に届けるため、ネックレスを海に落とすというロマンチックなエンディングシーンが描かれました。
一方で、本編には採用されなかったもう一つのラストシーンでは、年老いたローズが、タイタニック号の調査隊のリーダーであるブロック・ロベットの手にネックレスを渡してから、最終的には海にポイっと投げ落とすという展開に。
ずっと探し求めていた「碧洋のハート」が手に入って喜んでいたブロックも、しばらくすると考えが変わり、(価値を見出せなくなって)ネックレスをローズに返すという場面が描かれました。
特に、ジュエリーを海に投げ落としたローズを見てブロックが微笑む(?)場面は、視聴者に多くの疑問を残したよう。
「なんで笑ってるの?」、「面白すぎる(笑)」、「このエンディングだったら、アカデミー賞11部門も受賞できていなかったかな…?」などのコメントが見受けられ、『タイタニック』は今ほど評価されていなかったのではないかという説が浮上し、瞬く間に拡散されました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8432cd5cf8cf4f2e306151d949c1375aa0d603c9