金融機関の職員をだまし他人名義の通帳から現金50万円を引き出したとして、岐阜県警捜査3課、多治見署は14日、詐欺の疑いで、土岐市妻木町の国会議員秘書の男(23)を逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年11月9日午後2時50分ごろ、市内の金融機関で応対した職員に対し、正当な権限があるかのように装って預金の払い出しを申し込み、現金50万円をだまし取った疑い。

 県警によると、男は古屋圭司衆院議員の私設秘書を昨年4月から務めている。昨年12月、多治見市内の古屋議員の事務所関係者から「保管していた通帳がなくなった。不正な引き出しがある」などと多治見署に相談があり、事務所が被害届を提出していた。

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