やっと、関西電力 高浜原発4号機の原子炉緊急自動停止の原因が明らかになりつつある。

(1) 勝手に制御棒2本が落下して(全部で制御棒は48本)、熱中性子を吸収したため、発生しているはずの熱中性子が急激に少なくなったため、「中性子束急減トリップ」で原子炉が緊急自動停止していた。[記事1]

2) そもそも、制御棒駆動装置の警報1月25、29日にも作動していた。しかし関電は無視した。この間、高浜原発4号機は運転を続けていた。

さらに1月30日午前0時12分駆動装置の異常警報が出た。しかし、運転員はこの警報を無視して、制御盤の電源を切った。すると、落ちるはずのない、制御棒が2本落下

し、15時21分「中性子急減トリップ」で原子炉は緊急停止したのだった。[記事3]

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/amp/1722332