1月16日、キャリアや転職に関する調査を行う「Job総研」が発表した「2023年働く環境の実態調査」によると、
全体の34.2%が「職場環境がゆるすぎる企業に勤めた経験がある」と回答した。
「ゆるすぎて転職をした経験があるか」という問いでは、そのうちの約半数となる48.9%が「ある」と回答。年代別では、20代の65.4%が「転職した」と答えた。

ゆるすぎる職場には「業務量が極端に少なくて暇な時間が多く、自身の成長スピードに不安を感じた」「目標管理などが特にされていないので、基本的に業務への評価をされない」などの意見が寄せられている。

2013年には、ユーキャン新語・流行語大賞のトップ10に入るなど、社会問題となっていた“ブラック企業”の存在。
しかし、2019年には働き方改革関連法、そして2020年にはいわゆる“パワハラ防止法”が施行されるなど、若者を取り巻く労働環境は年々改善しつつある。
“ゆるい職場”を作ることは、決して悪いことではないと思えるものの、こうした環境に不安を抱く人がいるのもまた事実。

https://news.yahoo.co.jp/articles/797ae0f2e9e9d6c9b438f9e97a64130465997239