スパコン富岳が世界1位から転落 「2位じゃダメなんでしょうか?」を、もう一度考える

理化学研究所と富士通が共同開発したスーパーコンピュータ(スパコン)「富岳(ふがく)」が、計算速度の世界ランキング「TOP500」で世界2位に転落した。このニュースに伴い、富岳の開発背景を振り返りながら、2009年にスパコンの予算を巡る国会の事業仕分けで発された「2位じゃダメなんでしょうか?」という問いについて考える。

理化学研究所と富士通が共同開発したスーパーコンピュータ(スパコン)「富岳(ふがく)」が、計算速度の世界ランキング「TOP500」で世界2位に転落したというニュースが話題だ。富岳はこのランキングで2年にわたり、世界1位だったが、今回米国の新鋭コンピュータにおよそ2.5倍の差をつけられて2位となった。

https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2206/03/news039.html