保険のセールスに来た女性に薬品を入れたコーヒーを飲ませた疑いで、愛知県の46歳の男が逮捕されました。被害女性は意識がもうろう…。同僚がとった“とっさの行動”が逮捕の決めてになりました。

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16日、傷害の疑いで無職の●●容疑者(46)が送検されました。犯行に使われたというのが、“薬品入りコーヒー”です。

警察によると、容疑者は薬品を入れたコーヒーを女性に飲ませ、意識障害に陥らせたなどの疑いがもたれています。

現場は愛知県安城市にある住宅です。事件があったのは、去年のクリスマスイブ。お昼過ぎ、50代の女性と同僚の女性がこの家を訪れました。女性たちの仕事は保険会社の営業です。この家に住む容疑者から「新規の契約をしたい」と連絡があり、自宅までやってきたのです。

部屋へ案内後、2人にコーヒーが差し出され、女性たちは勧められたコーヒーを口に含みました。2人がこの家を訪ねるのは初めてではなく、警戒は全くしていませんでした。

しかし、その直後、50代の女性が突然、眠ってしまったというのです。同僚の女性は、この状況に戸惑いながらも「(コーヒーが)変な味がする」と“違和感”を覚えていました。眠ってしまった女性を起こそうとしましたが、50代の女性は意識がもうろうとしていました。

この時、同僚の女性はとっさに自分のハンカチでこぼれたコーヒーを拭き取り、「お客さまの前で、大変申し訳ございません」と謝罪し、ハンカチをしまうと、打ち合わせを切り上げて病院へ向かいました。

翌日、警察署を訪れた2人はコーヒーを拭き取ったハンカチと、被害届を提出したといいます。この時のハンカチが決めてとなり、容疑者は逮捕されました。鑑定の結果、付着したコーヒーから、向精神薬の成分が検出されたということです。

容疑者を知る人
「なんていうんですかね、気難しそうなんだな」

容疑者を知る人
「まず、付き合う人はいないんじゃないかな。話しにくいと思います。こわいっていう感じですね」

警察の調べに対し、容疑者は「事実ではありません」と容疑を否認しているということです。警察は、容疑者がわいせつ目的で犯行に及んだ可能性も視野に詳しい動機を調べています。

否認してるため名前は伏せました
https://news.yahoo.co.jp/articles/ada0091f613f962274288deefef5066efa179846