修羅の国編の評価は余りにも低すぎる
愛を失う哀しみから逃れる為に自らの身体を傷つけた男カイオウと愛を失う哀しみを背負う度に身体に傷を負った男ケンシロウの対峙
そして汚れた英雄カイオウを英雄として殺す事で救済する世紀末救世主ケンシロウ
ここまで業深きアガペを描いた少年漫画が他にどれだけあるというのか?
確かに後付けは非道いものだがそれを上回る愛にこの物語は満ちていたのだ