有人船、毎年2回打ち上げ 宇宙ステーションで作業へ 中国

 【北京時事】中国の有人宇宙プロジェクト弁公室は15日、有人宇宙船を年2回のペースで打ち上げる計画を明らかにした。

 昨年末に完成した宇宙ステーションに、ほぼ半年ごとに交代要員を送り込み、科学実験などの作業を本格化させる。

 T字形の基本構造を持つ宇宙ステーションには現在、昨年11月末に打ち上げられた宇宙船「神舟15号」の乗組員3人が滞在中。今年5月に別の3人を乗せた「神舟16号」を打ち上げ、10月には「神舟17号」でさらに交代要員を送る。

https://news.yahoo.co.jp/articles/befacbaeab2ae634ff1c5170ba461c230a171c44


天宮号宇宙ステーション (完成型)

天宮号宇宙ステーション(てんきゅうごううちゅうステーション)または中国宇宙ステーション(ちゅうごくうちゅうステーション、Chinese Space Station,CSS)[4]は、中国が天宮計画で運用中の宇宙ステーションである。三つのモジュールで設計されており、総質量は80トンに達すると予想されている。
建設は2021年4月に開始され[5]、2022年11月30日にドッキングした神舟15号のミッションによる検証や調整をもって2022年12月に建設が終了[6][7]。年末年始にかけて「2022年の実績」として「全面的に完成した」ことが報告された[8][9]。