歴史戦の大転換点
2023/2/20 10:00
https://www.sankei.com/article/20230220-6UMXAA7QYRI5XNGUHNGWGAFMOY/

(【慰安婦問題】真実が勝利し、マーク・ラムザイヤー教授が口を開く)

日韓両国間でいまだに対立をもたらしている戦時中の慰安婦問題に先月末、
大きな進展があった。世界に広まる「慰安婦=性奴隷」説を否定した米ハーバー
ド大学大学院のマーク・ラムザイヤー教授(69)の学術論文が厳正な審査の
結果、真実と認められたのだ。論文の発表から実に2年以上が経過した。その
間、韓国や米国では抗議が沸騰し、さまざまな問題や課題を浮き彫りにした。
一つずつ明らかにしてみよう。

慰安婦が契約による売春婦であるとした学術論文を、教授が米学術ジャーナル
「インターナショナル・レビュー・オブ・ロー・アンド・エコノミクス(IRLE)」に発表し
たのは2020年12月。翌21年1月に本紙に論文要旨が掲載された後、教授は
英語ニュース・オピニオンサイト「JAPAN Forward」(JF)に、「慰安婦=性奴隷」
説はまったくの作り話だと寄稿した。