2023年2月21日 15:51 JST

過去最大規模の週休3日制の実験が英国で実施され、参加した企業の大部分が週休2日制に戻らない方針であることが分かった。また、3分の1の企業が週休3日制を恒久化する用意があるという。

  今回の調査には英国企業61社と従業員約2900人が参加し、2022年6月から12月まで自主的に週休3日制を採用した。
この実験の停止を決めたのは3社にとどまったほか、2社はさらなる時短を検討していることが、21日公表のデータで示された。
それ以外の企業は、売上高の増加や離職の減少、従業員の燃え尽き感の低下が、週休3日制を選好する決め手となった。

  厳しい経済状況の中で数千人の従業員が週休3日制を実施したことは注目に値する。
調査当時は、急速なインフレ、政治の不安定性、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の影響などが多くの英国企業を圧迫していた。
景気低迷のさなかに勤務時間の短縮プログラムを開始することは問題があると考えられたこともあった。

→今回の調査には英国企業61社と従業員約2900人が参加

→従業員の15%はいくらお金を積まれても週休2日に戻れないと回答

全文はソース元で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-21/RQESWET0AFB401