体操・村上茉愛が入籍発表「6年半ほどお付き合いしていた方と」 東京五輪床で銅メダル

 東京五輪体操の女子床銅メダリスト・村上茉愛さんが23日、入籍したことを自身のインスタグラムで発表した。お相手は体操男子ナショナルトレーナーを務める森田敦士さんで、「まだまだ未熟な夫婦ですが、暖かく見守って頂けると嬉しいです」などと記している。

 村上さんはインスタグラムに2ショット写真を公開し「ご報告 この度、2/23に6年半ほどお付き合いしていた方と入籍しました」と報告した。「彼とは大学時代に知り合い、最高の結果を残せた時、体操を辞めようかと思った時、何もかもが上手くいかず辛い時でもそばで支えてくれた存在です。自分にはない考えや意志を持っている彼なのでいつも刺激をもらってます」と、お相手について記している。

「体操を引退してから2人の時間が増え、夫婦としての将来も考え始めていた頃にプロポーズしてもらい、入籍する事になりました」と入籍の経緯も伝えた。

 「私が思い描いているセカンドキャリアを築くためにたくさんのスポーツや仕事に触れてきましたが、まだまだ未熟な人間だなと痛感してます、、、」とセカンドキャリアについて苦悩もある中、「でも彼は、今はこれやってみなよ!こうしてみたら?と背中を強く押してくれるので心強く、私も負けずに頑張ろうと思えます」と、お相手の存在が力になっていることを感じさせた。

「これからも変わらず体操がより発展し強くなる為にできる事全て尽くしていきたいと思います。まだまだ未熟な夫婦ですが、暖かく見守って頂けると嬉しいです これからもよろしくお願い致します!!」と結んでいる。

 神奈川出身の村上さんは3歳で体操を始め、小学6年時にシニア選手でも難しいといわれるH難度の「シリバス」を成功。中学2年時の全日本選手権種目別の床運動で初の日本一に輝いた。初出場だった13年世界選手権で女子種目別の床運動4位入賞。15年に日体大に進学し、16年リオ五輪では団体総合の4位入賞に貢献した。

 17年世界選手権は、種目別の床運動で日本女子63年ぶりの優勝。18年大会は日本初の個人総合銀メダル、床運動銅メダルだった。エースとして迎えた東京五輪は団体総合で5位、個人総合で日本女子歴代最高の5位。種目別床運動で3位となり、日本女子種目別で史上初のメダルを獲得した。昨年10月の世界体操を終え、現役引退を表明している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a00ec9799340716a00a4d67ccde3806f46166c1

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https://mira0502.com/entry/murakamimai-enzyou

 女子個人総合決勝で、日本女子のエース、村上茉愛(24)=日体ク=は4種目合計56・032点で5位に入り、日本勢で1960年ローマ、64年東京両五輪で6位の池田敬子を上回る最高順位となった。床運動で全体トップの14・000点をマークしたが、女子の個人種目で日本勢初の表彰台に1・167点及ばなかった。

 女子個人総合を戦い終えた村上は、27日の団体戦後に自身のSNSに中傷のコメントがついたと告白した。「コロナになってアスリートが発言するのはすごく難しい。もう消去しましたけど、そういう嫌なコメントを見てしまって…。すごく残念でした」。そう話すと涙が止まらなかった。

 コロナ禍で五輪を巡る空気は一変。開催に反対する世論が強まる中、夢舞台を目指す選手に対する風当たりが強くなった。今大会でも試合後にさまざまな形でSNS上に中傷コメントが書き込まれ、波紋を呼んでいる。

 「そういう人を見返したいと思って、この1年頑張ってきた。そういう人たちに思い知ったかと思ってもらいたいです。すいません、最後に泣いてしまって」。3分間、涙とともに訴え続けた。
https://www.daily.co.jp/olympic/tokyo2020/2021/07/30/0014547446.shtml?pg=2