ハゲしい熱戦3年ぶり 青森県鶴田町「はげます会」が新春の有多毛

青森県鶴田町の「ツル多はげます会」(須郷貞次郎会長)は22日、同町の山田温泉旅館で春の例会「新春の有多毛(うたげ)」を3年ぶりに開いた。頭に吸盤を付けて引っ張り合う「吸盤綱引き」などおなじみのイベントで盛り上がり、会場は明るい笑いに包まれた。

 北海道や富山県など全国から会員27人が参加。吸盤綱引きでは、行司の「はげよい!」のかけ声を合図に、向かい合った2人が頭を引っ張り合った。試合を重ねて頭に紫色の痕がつき、「めっちゃ痛い」と冷却シートを貼って冷ます人も。

 3年前に続いて弘前市の会社員太田守さん(46)がトーナメントを制し、通算3度目の優勝で第14代グランドチャンピオンの称号を手にした。太田さんは「スキンケアをして、これからもいい油分で頑張りたい」と喜んだ。

 穴の開いた絵から出した頭を見て誰の頭かを当てる「平和の光当てクイズ」や、頭めがけて冷却シートを投げる「ハゲぴたダーツ」では来場者も参加し盛り上がった。

 同会は現在、13都道県の80人以上が所属。会員向けの例会は春と秋の年2回開いてきたが、新型コロナの影響で2020年2月の例会を最後に中止していた。

 須郷会長(75)は「やっと開催できて良かった。ウクライナやロシアにも光が届いてほしい」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/92cfad4df8d27eb0cc747abacc440565711a9b57
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