巨大“謎の鉄球”正体判明か 重さ300kgも…ようやく撤去

 静岡県浜松土木事務所・沿岸整備課、福田達樹主査:「まず、あの鉄球にワイヤを掛けて重機で引っ張っていく作業をします」

 静岡県浜松市の海岸に突如、現れた球体…。当初は、爆発物の可能性も考慮されましたが、中が空洞であることが判明。謎を残したまま、23日の撤去作業に至りました。作業が始まったのは、午前9時前。地面から浮き上がる球体…。

 静岡県浜松土木事務所・沿岸整備課、福田達樹主査:「重機の計測器で量ったところ、鉄球の重さおよそ300キロと計測」

 重機は、球体をぶら下げたまま陸側に向きを変えます。そして今度は、球体を引きずるようにして移動。丸い物体が回転せずに動くのは、あまり見掛けない光景です。

 静岡県浜松土木事務所・沿岸整備課、福田達樹主査:「宙づりにして運ぶと風で振られたり、砂浜で地形が定まらずフラフラする。若干、砂浜に付けて、ゆっくりゆっくり運んできた」

 センセーショナルな存在感とは裏腹に、淡々と進む作業。聞こえるのは、エンジン音と波の音です。あくまで回転せず、砂浜から丘に上がった球体。球体を運ぶダンプの荷台には、まるで砂浜を再現したように砂の土台が用意されていました。

 静岡県浜松土木事務所・沿岸整備課、福田達樹主査:「転がる可能性が高かったので、砂を積んでしっかり土台を固定して作業した」

 この球体…心当たりがある、という海外の研究者が現れました。地元の人を驚かせた謎の鉄球、その正体は何なのか。

■“謎の鉄球”ハワイで「心当たり」 中国製か
https://news.yahoo.co.jp/articles/c59ca0d6f58ff78412978c7df415e265418ad430