インド・ビハール州ナーランダの「ブリリアント・コンヴェント・スクール」で現地時間2月1日、
数学の試験のために同校を訪れた17歳の少年が気を失って病院に運ばれる騒ぎが起きた。
少年は同州ビハール・シャリーフにある「アラマ・イクバル・カレッジ」に通うマニッシュ・シャンカール・プラサードさん
(Manish Shankar Prasad、17)ということが分かっている。

マニッシュさんは、数学の試験を受けるため「ブリリアント・コンヴェント・スクール」へ早めに到着して試験に備えようとした。
しかし案内された席について辺りを見渡したマニッシュさんは、500人以上もいる中で男子生徒は自分だけだったことに気づいた。

大勢の女子生徒に囲まれている恥ずかしさに加え、試験前の緊張が重なったせいかマニッシュさんはその場で失神し、
床に崩れ落ちてしまった。すぐに学校関係者によって彼は同州の「サダー病院」に搬送されたという。
のちにインドのテレビ局のインタビューに応じたマニッシュさんの父親サッチダーナンド・プラサードさん
(Sacchidanand Prasad)は「息子は病院で数時間後に意識を取り戻した」と明かした。

しかしながらマニッシュさんはショックから発熱を伴い、翌日も試験を受けることができなかったそうだ。
そんなマニッシュさんは地元メディアの取材陣から「なぜ失神してしまったのか?」と質問されるも、
内気な性格なのか一言も返すことができなかったという。

家族は今回の件について、「ビハール州学校試験委員会」が誤ってマニッシュさんを女性として登録し、
女性専用の試験会場を割り当てたと同委員会を非難した。一方で同委員会では「マニッシュさんが登録用紙に
女性と誤記した可能性がある」と主張している。
https://news.livedoor.com/article/detail/23767340/