こわい

脳の血管にロボット注入、音で操作し自在に移動 マウス実験に成功 スイスの研究チームが発表
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2302/24/news051.html

スイスのETH ZurichとUniversity of Zurichに所属する研究者らが発表した論文「Acoustic trapping and navigation of microrobots in the mouse brain vasculature」(https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2023.01.28.522839v1)は、脳内血管に音響で操作できるマイクロロボットを挿入する手法を提案した研究報告である。

バブル(気泡)から作られた生物学的マイクロロボットが、生きたマウスの脳内でリアルタイムに追跡しながら音響放射によって操られ移動することに成功したという。

(中略)

この研究では、脳血管内におけるマイクロスケールのロボット操作をマウスの頭蓋骨を通過する音響波で行う手法を提案する。マイクロロボットは、ガスで満たされた脂質でコーティングされた蛍光マイクロバブル(マイクロスウォーム)の集合体で構成される。サイズは、幅1マイクロメートル以下となる。

音響放射の影響により、生きたマウスに注入されたマイクロロボットは自己集合すると同時に、血流からの抗力が小さい血管壁に付着する。マイクロロボットの位置は、2光子顕微鏡でリアルタイムに追跡される。その後、マイクロロボットは最大10mm/sの流速の下で、血管壁に沿って制御された移動が可能となる。

(全文はソースで)