この日は「激論!ド~する?!原発とエネルギー危機」をテーマに世界的エネルギー問題、岸田政権の“原発政策”の転換などを出演者が議論した。

 その中で政府が目指す原発の60年超運転に関連し、原子力規制委員会の存在意義が話題となった。出演者が様々な意見を述べるなかでたかまつは「私は国民にも責任があるなと思うんですね」と切り出し昨年、自身が英国、スウェーデンでの現地取材経験から「若い人たちのフライデー・フォー・フューチャーとかエクスティンクション・レベリオンとか気候変動のデモをしているのをグレタ(トゥーンベリ)さんとかも取材させてもらったんですけど、若い人が参加して涙しているんです」などと明かした。

 続けて「何で涙しているかというと、未来の子どもたちにこのままだと温暖化が進んで困るですとか、気候難民の人がいますでにいて、その人たちが従来通りの生活ができない、困っている。そういうふうに我が事として捉えられている。私たちは、そこまで我がこととして捉えているかというと、まだまだそうじゃない。エネルギーの供給源が足りないから原発にしようかっていうようなレベルにしか至っていないと思うので」と指摘した。

 その上で「私は例えば、最終処分場が決まっているフィランドとかスウェーデンっていうのは、私も昨年スウェーデンに取材に行ったんですけど、熟議型の民主主義がとても進んでいるんです。投票率が高くて…」と明かすと、司会でジャーナリストの田原総一朗氏が「何で日本は熟議型の民主主義が進まないんだと思う?」と尋ねた。

 これにたかまつは「それは、私は教育が足りないんだと思う」と答えると田原氏は「違う!野党が弱すぎるんだよ」と断じた。これにたかまつは「でも、教育も足りないです…」と繰り返すと番組はCMに入った。

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