「一律に判断すべきではない」西村経産大臣 処理水海洋放出の関係者理解の基準について発言

西村経済産業大臣は25日、福島県内の漁業関係者と意見交換を行い、処理水・海洋放出の方針に対する関係者の理解の基準について「特定の指標や数値によって一律に判断すべきものではない」との考えを示しました。

会談では、漁業関係者からの全国の処理水の認知度の低さや、人手不足に対する支援を求める声などに対して、西村大臣が「支援策をしっかり届けられるよう取り組む」と答えました。

また処理水についての「関係者の理解」の基準については…
【西村経産大臣】「なにか特定の指標や数値によって一律に判断すべきものではないと思う」
このように話した上で、引き続き丁寧に説明していく考えを強調しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/45f9e8978bec38c3c741d89b350d6cfca2da7116

2月25日にいわき市で行われた意見交換では、「お年寄りから小さな子どもまでわかるような簡潔なPRが必要ではないか」などと、福島第一原発の処理水の海洋放出について、理解の醸成が不十分で新たな風評を懸念する声が相次いだ。

西村経産相は、広報やキャペーンなどでさらに理解を求めていくと強調したうえで、計画通り春から夏ごろに放出を始める考えを示した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/79fb2f2f2ca528956d75b1200bd591b0d64b474b