「03年7月に起きた、いわゆる『プチエンジェル事件』です。小学6年の少女4人が誘拐され、手錠と目隠しをされて東京・赤坂のマンションの一室に監禁された。少女の1人が隙を見て手錠を外して脱出したことから事件が発覚。犯人の男は警察の逮捕前に部屋で練炭自殺を図って死亡したため、事件の詳しい経緯は明らかにならなかった」(全国紙の社会部記者)

 自殺した男は無店舗型の非合法の未成年者デートクラブを経営しており、自宅アパートからは2,000名に及ぶ顧客リストが押収された。複数の顧客に児童買春疑惑が浮上したが、その後、関係者の検挙といった動きに発展することはなかった。

「顧客リストの中には有力政治家や財界人、司法関係者など複数の要人が含まれていたともいわれたが、その内容は一切表沙汰にはならなかった。このことから、犯人の男の死について、さまざまな臆測が飛び交った。事件を取材していたフリーライターがその後、殺害されたこともあって、ネットを中心に事件の背景をめぐって真偽不明の疑惑が取り沙汰された」(同)

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