2017年3月1日、山田被告は午前9時ごろに区役所に行き、8万円余りの生活保護費を受け取った。

この時点で6万6000円の借金があり、生活保護費が入るこの日に返済する約束をしていたが、今まで行った事がないというパチンコ店で約6万円を浪費してしまう。

自転車に乗って自宅に帰る途中、借金の返済を気にしていた。自己嫌悪などのいらだちから「わ~っ」と叫んでいたらしい。

そして、午後7時頃、自宅のはす向かいにある一軒家に住んでいた被害者の大島たみ子さんと会い言葉を交わす。

山田被告:「こんにちは」
大島たみ子さん:「おにいちゃん、遊びに行っていたの?」
山田被告:「そんなところです」
大島たみ子さん:「仕事もしていないのに、いいご身分ね」

たみ子さん言葉にイラっとしながら自宅に帰ったが、その後、改めて自分を全否定されたように感じた。

「何でそんなこと言われないといけないんだ」と怒りがわいた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4efeff83ba36b026b4a32f8a6f57b339b4d2200e?page=2