米、中国がロシアへ武器供与なら「大きな犠牲」

ワシントン 26日 ロイター] - サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は26日、中国について、ウクライナに侵攻したロシアに致死性のある支援を提供する方向には進んでいないとした上で、そのような動きを取れば深刻な結果を招くことを米国は明確に伝えていると語った。

CNNの番組で「中国はどのように進むか、軍事支援を行うかどうかについて独自に決断を下す必要がある。しかし、そのような道を歩めば、大きな犠牲を払うことになる」と述べた。

また、ABCの番組では、中国は支援の提供を進めてはいないが、その選択肢を排除してもいないと語った。

米国は中国側に対して、これらの犠牲がどういうものになるか非公式に警告しているとしたが、協議に関する詳細には言及しなかった。

米国と北大西洋条約機構(NATO)の同盟国は、中国がロシアへの致死性のある装備提供を検討しているとの考えを明らかにし、そうした動きに警告を発している。

米中央情報局(CIA)のバーンズ長官も、26日に放映されたCBSの番組インタビューで「われわれは中国指導部が殺傷力のある装備の提供を検討していると確信している」と述べた。その上で「最終的な決定はまだで、実際に出荷された証拠もない」と語った。

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-usa-china-idJPKBN2V00FJ


バイデン大統領「中国がロシアに武器提供する場合には対応する」
https://s.japanese.joins.com/JArticle/301419?sectcode=A00&servcode=A00